先日大田原市で将棋サミット2024が開催されました。

利用者さんの中にも将棋に興味があり、早速見に行かれた方がいます。

サミットには大田原高校出身のU字工事や日本将棋連盟会長の羽生善治九段など多数の方が参加されました。

サミットに参加した利用者のHさんは、普段からパソコンの将棋ソフトを相手に修練を積まれていました。そんなHさんにスタッフが声を掛け施設長の所有する将棋盤と駒で昼休みに対戦することになりました。実はHさんは人間と対戦するのが初めてとのことでした。しかし、パソコンで鍛えたその実力は相当なもので、施設長は瞬殺されました。

Hさんは将棋サミットの翌日の将棋トーナメントに応募したところ抽選で当たってしまい試合に出ることになってしまいました。週が明け、スタッフから昨日の将棋大会はどうだったの?と聞かれると、トーナメントで2勝して4位になりました。と言って賞状を渡される写真を見せてくれました。

つい先日生身の人間と始めて将棋の対局をした人とは思えない快挙に、スタッフや他の利用者さんたちも驚きを隠せませんでした。

さらに、そのHさんに勝った人というのが小学校5年生で、Hさん曰く「全く歯が立ちませんでした」と言われたのにはさらに驚きました。世の中にはいろんな人がいるなぁ~とつくづく思いました。

アスミル大田原では、資格取得や就職活動、実習などの他にレクリエーションやイベント、ゲームなどあらゆる体験を通じてコミュニケーション能力や自分の可能性などについても育める環境をつくっています。