今月から新たなプログラムとして「生活プログラム」を始めることになりました。

生活に関するさまざまな事柄について勉強していこうという趣旨です。

たとえば「睡眠について」であったり「栄養について」とか「腸活」など日常の身近な話題について役立つ情報を提供し、皆で話っていければと思います。

早速、第1回目の今日は「熱中症」についてその予防と応急処置を学びました。

熱中症とは

熱中症とは、高温多湿な環境に私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状のことです。

熱中症の症状

熱中症の症状には段階があります。

重症度1・・・◇手足がしびれる ◇気分が悪い、ぼーっとする ◇めまい、立ち眩みがある ◇筋肉のこむら返りがある(痛い) ◇意識がはっきりしている

重症度2・・・◇頭がガンガンする(頭痛) ◇体がだるい(倦怠感) ◇吐き気がする・吐く ◇意識がなんとなくおかしい

重症度3・・・◇意識がない ◇まっすぐ歩けない・走れない  ◇体がひきつける(けいれん) ◇体が熱い ◇呼びかけに対し返事がおかしい

熱中症の予防・対策

対策1・・・シーズンを通して暑さに負けない体づくりを続けよう。

      「水分をこまめにとろう」 「塩分を程よくとろう」

      「睡眠環境を快適に保とう」 「丈夫な体をつくろう」

対策2・・・日々の生活の中で、暑さに対する工夫をしよう

      「気温と温度をいつも気にしよう」 「室内を涼しくしよう」

      「衣服を涼しくしよう」 「日差しをよけよう」 「冷却グッズをみにつけよう」

対策3・・・特に注意が必要なシーンや場所で、暑さから身を守るアクションを

      「飲み物をもち歩こう」 「休息をこまめにとろう」 「熱中症指数を気にしよう」

熱中度指数とは

気温25℃未満(注意)・・・一般に危険性は少ないが、激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

気温25℃~28℃(警戒)・・・運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。

気温28℃~31℃(厳重警戒)・・・外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。

気温31℃以上(危険)・・・・高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け度しい室内に移動する。

熱中症の応急処置

ポイントは、首の周り、わきの下、太ももの付け根など太い血管の部分を冷やす(氷嚢をあてる。水でぬらすなど) 飲めるようであれば水分を小まめに摂らせるなどです。

応急処置で大切な3つのポイント

ポイント1・・・涼しい場所へ移動しましょう

ポイント2・・・衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げましょう

ポイント3・・・塩分や水分を補給しましょう

アスミル大田原では、利用者さんが、日常生活に役立つ情報やプログラムを常に発信していけるよう考えています。

今回は「熱中症」について学びましたが、次回からもお役に立つ講座を用意しています。

興味のある方、体験希望の方は遠慮なくお問合せ下さい。