自律神経とは

生命維持に欠かせない役割を担っている神経です。自律神経には交感神経と副交感神経があります。この2つのバランスが崩れると「疲労」「不眠」「めまい」「動悸」「肩こり」などさまざまな体の不調を起こします。

自律神経の役割

自律神経は、自分の意志とは関係なく自動的に心臓や、内臓、呼吸や体温などをオートマチックに調整しています。「交感神経」は心身が活動的で興奮している時に優位に働き「副交感神経」は心身が落ち着きリラックスしている時に優位に働いています。

自律神経が乱れる原因

自律神経の乱れは、必ずしもストレスなどによるこころの問題だけではありません。実は骨格のゆがみによることで起きている可能性も高いのです。最近はスマホやパソコンに向かうことが多くなりストレートネックなどの身体的ゆがみが原因で自律神経が乱れていることも少なくありません。

自律神経を整えるためには

1 笑いや涙が自律神経を整える

笑うことで交感神経のスイッチが入り、涙を流すことで副交感神経のスイッチが入りリラックスモードになります。

2 犬や猫などのペットと触れ合うことで自律神経が整う

ペットと触れ合うと脳内の疲労を鎮めてストレス解消に導く「オキシトシン」という脳内物質が分泌され優位になりすぎた交感神経が鎮まります。

3 骨格がゆがんでいると自律神経のバランスも崩れる

自律神経が乱れている人の多くは、骨格もゆがんでいることがほとんどです。骨格のゆがみを直すだけで不快な症状が緩和することもあります。

4 「ため息」が健康に繋がる

「ため息」というとあまり良い印象がないかもしれませんが、実は「ため息」をつくことで緊張しすぎた体をほぐす浄化作用があるのです。

5 腸内環境が自律神経の状態を左右する

「幸せホルモン」といわれる神経伝達物質「セロトニン」のほどんどは腸で作られています。腸の状態が悪いと幸せホルモンの作業が得られず便秘や栄養の吸収も悪くなり、結果的に自律神経に影響が出ます。

6 恋愛感情は自律神経に影響を与える

恋愛感情は脳内にさまざまな作用をもたらし、自律神経にも影響を及ぼします。恋愛中は愛情ホルモン「オキシトシン」を分泌して副交感神経が優位になります。一方で、失恋すると精神的ショックで緊張状態となり自律神経のバランスが崩れます。

7 頑張り屋さんほど自律神経は乱れやすい

必要以上に頑張るのは心も体もすり減らしてしまいます。何事もほどほどにして70点主義でいきましょう。

アスミル大田原では、自律神経を整え生活リズムを一定にするようなプログラムメニューを用意しています。

障害をお持ちの方で、生活リズムが乱れていて困っている方、就職に向けて働く為の体力を付けたい方などに、アスミル大田原では、「体力アッププログラム」「グループワーク」などのプログラムを用意し、昼食のお弁当は、栄養士によってきちんとカロリー計算されたものを毎日無料で提供しています。

興味のある方は、是非一度体験することをお勧めしています。