毎年この時期は、大山公園の紅葉狩り散歩に出かけています。

明治時代に活躍をした元勲・大山巌(いわお)元帥とその家族の墓である大山墓所に通じる参道となります。大山参道を含む那須野が原一帯は平成30年(2018)に「明治貴族が描いた未来~那須野が原開拓浪漫譚~」として日本遺産に認定されました。参道は全長が約200mあり、秋はもみじの紅葉が絶景のスポットです。

今年は、あまり色鮮やかな部分が少なく焦げ茶色の葉が多かったです。

大山巌・・・日清戦争では陸軍大将として第2軍司令官となった。明治32年(1899年)5月16日には参謀総長に就任し、元帥に列せられた。日露戦争(1904年-1905年)では元帥陸軍大将として満州軍総司令官を務め(1904年6月20日)、日清日露ともに日本の勝利に大きく貢献した。同郷の東郷平八郎と並んで「陸の大山、海の東郷」と言われた。(Wikipediaより)

大山記念館は、明治の元勲・大山巌元師が開設した大山農場に建てた和風と洋風の2つの別邸からなります。大山は、明治14年(1881)にいとこの西郷従道と共に加治屋開墾場を開き、明治34年(1901)に両人で分割して、大山農場が発足しました。大山農場発足後間もなく、農場事務所の敷地内に和風別荘が建てられ、その後、農場で焼いた煉瓦を利用して、素朴で重厚な造りの洋館が、和館と廊下でつなぐ形で隣接して建てられました。洋館は平成7年(1995)に栃木県の有形文化財に指定されました。(西那須野観光協会より)

【日本遺産(Japan Heritage)とは】
地域の歴史的魅力や特色を通じて、我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。
栃木県北地域(那須塩原市、大田原市、矢板市、那須町)においては『明治貴族が描いた未来~那須野が原開拓浪漫譚~』というストーリーが平成30年5月に日本遺産に認定されています。
かつて人の住めない不毛の地であった那須野が原は、明治時代に貴族たちが出資する農場により徐々に姿を変えていきました。

アスミル大田原の近くには日本の歴史にまつわる施設やスポットが多数あり、日ごろから気軽に接することが出来ます。