
Y・Tさん 30代 男性
アスミルの在籍期間:1年4ヵ月
取得資格:サーティファイWord2級、Excel2級、メンタルへスル基礎
【アスミルを利用するきっかけ】
長い療養期間を経て就職活動を始めるにあたり、ハローワーク大田原の松本さんに出会いました。その後就労移行支援事業を行っている、アスミル大田原を紹介され、話を聞くうちに自分自身に必要な環境だと感じ、見学と体験を経て2024年1月から利用を開始しました。
【アスミルでの活動体験・振り返り】
アスミル利用当初は週3日から始め、体調に合わせて徐々に週5日まで増やしました。
スキルアップを主目的とし、以前の仕事レベルに戻すべくPCスキル向上に注力。ExcelとWordではサーティファイ試験3級から2級に合格しました。加えて、PowerPointやCanvaでのデザイン学習、VBA、コマンド・バッチファイルによる効率化ツール作成、Pythonでのゲーム開発にも取り組みました。
メンタルヘルスにも着目し、メンタルヘルス基礎検定を取得。自身の障害との向き合い方や、就労時に役立つ制度を学ぶことができました。資格取得への補助制度は大変有益でしたが、もっと積極的に活用すればよかったと少し後悔しています。
スキルアップに加え、コミュニケーションプログラムや就労支援プログラムも充実していました。グループワークやイベントを通じて、他者との交流や協調性を取り戻せました。コインランドリー清掃や工場見学といった就労プログラムは、働くことへの意識を高める上で貴重な経験となりました。
【まとめ】
アスミルでの1年4か月は、PCスキル回復、メンタルヘルス理解、コミュニケーション向上、就労準備など、多岐にわたる学びと成長を実感できた貴重な期間でした。資格取得支援をはじめとする手厚いサポートのおかげで、前向きに就職活動へ臨む自信を得られました。
また、自身の障害と将来について深く考える重要な時間を過ごすことができ、スタッフの方々や共に支え合った利用者の方々には感謝しかありません。
「アスミル大田原を再スタートの場所として選んだことは、人生における良い選択だった」と言えるよう、これからも努力していきたいです。本当にありがとうございました。

N・Kさん 50代 男性
アスミルの在籍期間:3ヵ月 (リワーク支援)
取得資格:なし
会社からの紹介で就労移行支援事業所アスミルを利用し、お世話になることになった。始めは経験したことのない就労移行支援を受けるという事で戸惑いもあり、体力的にもキツイこともあったが徐々に慣れていくことが出来たのではないかと思う。5月からの3か月のという短い期間だったが今まで経験したことのない貴重な体験を色々な意味で出来たと思う。内容的には農家実習、体力UPプログラム、グループワーク、NUSU FARM VILLAGE清掃実習、eラーニング等を学習した。特にインターネットを利用した学習形態のeラーニングでは人事労務を学ぶことが出来た。労務・社保法規基礎、ハラスメント、労務管理、目標管理・評価、人事戦略、労使紛争などを学習出来たことは復職後役立てることが出来ると思う。最終的に週五日働く体力をつけることが出来て退所の運びとなった。今後、同じ立場におかれた社員に対して対応することもあるかと思うので経験者として所属部署でも対応していきたいと思います。皆さん、お世話になりました。
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N・Kさん 50代 男性
アスミルの在籍期間:1年2ヵ月
取得資格:なし
私は令和3年1月からアスミル大田原に通い始めました。最初の2ヶ月は週2日の通所から始め、パソコンでエクセルやワードのテキスト学習をしたり、体力UPプログラムでウォーキングやエクササイズを行って体力づくりをしました。3ケ月目から週3日の通所に増やし、大田原図書館の職業実習で返却された本を棚に戻したり本の修復作業を行ったり、シルバーセンターの屋内プール清掃実習や那須ファームビレッジで厩舎の清掃実習に参加して馬を間近に見て癒されたりと、今まで経験したことのないことに参加して気分もリフレッシュでき、とても良い体験ができました。5ヶ月目は週4日、7ヶ月目は週5日と徐々に通所日を増やすことで、就職したときに週5日の勤務ができる体力と生活リズムを身に付けることができました。また、企業の職場見学や職業体験に参加することで、仕事を退職してからブランクがあったので、少しでも会社員をしていた時の感覚が取り戻すことができたかと思います。就職に向けて履歴書や職務経歴書の書き方や面接の模擬練習を行ったりと、自分一人では分からないことも色々と教えていただき、アスミルに通所したことにより無事就職することができてスタッフの皆様にはとても感謝しています。ありがとうございました。

S・Aさん 20代 女性
アスミルの在籍期間:4ヵ月
取得資格:なし
5ヶ月前。再就職に踏み出せない中、ポストに入っていた「アスミル大田原」の広告。優しいカラーと絵のタッチ、そこに書かれている支援内容に惹かれ、電話したのがアスミル入所のきっかけでした。
そこからは、前職までのトラウマを見つめ直し、自分の体調や弱点をうまく伝えることを基本に、再就職に向けての様々な学習を行いました。
資格取得を目指したP検定とピアカウンセラーの学びは、自分のスキルを身に付ける自信に繋がり、利用者の皆さんと学ぶビジネスマナーやグループワークは、自分の弱点を見つめ直すきっかけとなりました。集団行動は得意ではない方ですが、利用者の皆さんと共に並んで学習したり、意見を伝え合ったり、少しではありましたが談笑できたことが嬉しかったです。
アスミルのスタッフの皆さま。再就職や生活面において、私の希望や得手不得手、その日の体調に合わせて丁寧にじっくりと、必要に応じてたくさんの話し合いをしてくださいました。そして、資格学習も一段落して、肝心の就職活動に迷いがあったところ、「挑戦してみませんか?」とご紹介いただいた求人が今回の新しい転職先でした。心が決まってからの履歴書の添削や模擬面接も、提出や本番の直前まで丁寧に見直しと確認をしてくださいました。
さいごに、ここの居場所で一度立ち止まり、前向きになる貴重な経験ができたこと。ともに進んでいただける居場所が出来たこと。スタッフの皆さまの言葉と表情の温かさに心から感謝しています。大変、お世話になりました。
リスタート、ここでの経験生かして頑張ります。

S・Jさん 20代 男性
アスミルの在籍期間:2年
取得資格:P検2級
約二年間、こちらのアスミル大田原を利用させていただいていた鈴木です。令和二年3月現在、
3か月の実地訓練期間を経て翌月の4月からは英会話教室でパートタイム勤務させていただくことになっています。ここに通っていなければ、現在の職に就くことは非常に困難であったでしょう。そんな私が特に感じたことが2点あります。
まずは“通う”ということを習慣化することの大切さです。病気で仕事を辞めた直後は外出することすらひどく億劫で、外出しようものなら出先で体調を崩してしまうことも珍しくはありませんでした。そんな状態のなか週2日から利用を初め、徐々に通所日数を3日、4日、5日と増やしていきました。これが可能だったのは病院での治療は勿論、アスミルのスタッフ様方の親身なサポートや各種プログラムなどの恩恵が大きかったでしょう。
次に自らの課題を見つけ、改善する機会に恵まれているという点です。先で触れた各種プログラムの中には利用者が主体となって進行していくものも存在しており、その経験を通じ数々の成功と失敗を体験する事が出来ると思います。また、定期的に行われるスタッフとの面談や振り返り、日々の生活の中で気付いた点があれば積極的に褒めることも注意していただくこともあります。なかなか自分では気づけない第三者から見た自分を知る良い機会であったと感じています。
最期になりますが、この文を呼んでくださっている皆さんも、各々のペースで無理せず着実に前へ進んでいけるよう願っております。また、2年という間お世話になったすべてのスタッフ様方にも、改めて感謝を伝えたく思います。